映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第8回講義@京橋・映画美学校
- 深作欣二監督『asin:B000K4WTLE:title』
- 本日のテーマ:1920〜1945年 米国/欧州の20世紀初頭
- 米国:愛国音楽としてのスウィング
- アンソニー・マン監督『グレン・ミラー物語 [DVD]』
- ヨーロッパ戦線慰問をするグレン・ミラー。行進で「St. Louis Blues March」を演奏。兵士たちに高く評価される(喜ばれる)。
- グレン・ミラーによってジャズが白人向けダンス音楽として完璧に洗練された
- 1944年、グレン・ミラー死去(移動中に消息を絶つ)
- 第一次世界大戦(1914年〜1918年)
- 欧州没落、米国の興隆
- 米国のキング・コンプレックス(黒人ミュージシャンの芸名→Count Basie, Duke Ellington, King Oliver?...)
- 1910年代、ウィンナ・ワルツやポルカ(ソシアルダンス)は衰退し、スウィング(民主的な音楽)でダンスするようになっていく(城からダンスフロアへ)
- 帝政ロシヤが崩壊し、ソビエト連邦誕生(王を持たない国)
- ドイツ、イタリヤ、日本
- オーケストラ(バンド演奏)に合わせて踊る文化
- 1930年代から、蓄音機の音楽に合わせて踊ることはあったが、バンドを雇えない人々がやむなく蓄音機を使った
- 大音量で大勢に聞かせる思想/小音量で個人に聞かせる思想
- ♪Claude Thornhill / 曲名失念 (1942)
- 音色がカラフルでよくデザインされている。アンサンブルで聞かせる。
- ♪Duke Ellington / ディミヌエンド・イン・ブルー
- ♪Benny Goodman / ダイナ(1936)
- 米国の国民音楽としてのスウィング
- ♪Frank Sinatra with Tommy Dorsey Orchestra / She's Funny In That Way
- ♪Charlie Christian / 曲名失念
- 戦後
- Be Bop
- Mood Music (Easy Listening)
- feeling⇒構造化⇒演奏/feeling⇒構造化
- 1950年頃
- リスナーにとってスウィングサウンドのゴージャスさがうっとうしくなる
- ポップチャートが一枚岩ではなくなる転換期/分節点