unbeltipo+@新宿ピットイン



バンド(3人)+ゲスト(5人)。チケット代4000円、しかも生きる活力を奪う猛暑の宵にもかかわらず、予想を上回る満員の盛況。ONJQよりは少ないが、130人くらい入っていた。立ち見必至とは覚悟して出かけたが、体調が優れなかったので、混雑が予想以上につらかった。

 開演が20分ほど遅れて、1時間ほど演奏して休憩。梅津さんのバスクラが良かった。ドラムスは生きるドラムマシンという感じで、腹に溜るドラミングだったが、バカテクにもかかわらず、ロック的な雰囲気を感受してしまいだんだん退屈に。
 ウンベルティポの音楽じたいが、ロック的な心性/スタイルを有しているのかなと思う。テーマ→インプロ→テーマ→インプロ→テーマ→ブレイクパート→テーマを奏じて終わるというような曲の進行はジャズマナーなんだが、ギターの音色やドラミングはロック寄りのサウンドだし、盛り上がりかたがインテリロックだなあと思った。稚拙な感想でなんだか悲しいけど、一応書いておく。ジャズとかロックとかどうでもいいじゃんねえ、って言われたら返す言葉がないね。
 二部は見ずに二丁目のきんかん亭で鴨せいろを食べて帰った。