伊藤輝夫 / お笑い北朝鮮―金日成・金正日親子長期政権の解明(コスモの本)



 再読。高校生のときに読んだのは、宝島社版だった気がする。拉致問題が顕在化していない/されていない時期だったから、こんな企画が成立したんだなあとも思う。その後、日本人の多くは「北朝鮮憎し」になる訳だ。このときは、「北朝鮮」じたいに興味を持つ/持たされることが少なかったから、貴重な一冊だったろう。続篇もあるようだが、そちらは読んでいない。