指揮:ペーテル・チャパ、演奏:フランス国立ロワール管弦楽団、普友会合唱団ほか/シューベルト:劇付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」@東京国際フォーラム ホールC



後半、特に木管楽器のアンサンブル(クラ、オーボエ、フルート)が楽しく美しい曲。特にクラリネットが大活躍で嬉しかった。このホールの二階席中央部は弦の響きが素晴らしく、昨日ホールAで聴いたヴァイオリンに抱いた感想と正反対の気分になった。集中力の途切れない素晴らしい演奏だったのでオーディエンスのアプローズは激しく、鳴り止むことを知らないかのようだった。15分くらい拍手が続いた。もっと調性や律動が野蛮だったり近代だったりする作品も生で聴きたいものだなと思いつつ帰る。来年はバッハ特集のようなので、今から震えながら待つことにする。