9月に読んだ本(読書メーター「まとめ」機能による)




2010年9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1986ページ



マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)
尋常でない愛は人の心を打つ。西寺氏がマイケルと彼の音楽を通して学んだこと。それが本書の読み応えとは切り離せない。マイケル本人への深い愛情もさることながら、ジャクソン兄弟への惜しみない愛情が、積み重ねられたエピソードの端々から伝わってくる。敬虔とすら思える崇高さと高度なエンタテインメント性、そしてユーモアが共存しているマイケルの音楽に対する、なんというトリビュートだろうか。音楽ファンの一人として襟を正す思いで読み終えた。
読了日:09月28日 著者:西寺 郷太
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7809202



■はじめての宗教論 右巻~見えない世界の逆襲 (生活人新書) (生活人新書 308)
本書を読んだ限りではキリスト教入門しかも序論といった趣で、続刊を読まないと評価が難しい、と読者に思わせるのが巧み。ホントに宗教論(っておおざっぱすぎるタイトルだが、新書だからね)なのかは判断保留しておく。
読了日:09月18日 著者:佐藤 優
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7685063



■「哲学実技」のすすめ―そして誰もいなくなった・・・ (角川oneテーマ21 (C-1))
良い。特に真理の為には自分の友人の殺害を意図している者に、居所を教えるというくだりが凄まじく、理解に苦しむので、面白い。繰り返し読むべし。
読了日:09月18日 著者:中島 義道
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7683968



■日本のナショナリズム (ちくま新書)
読了日:09月17日 著者:松本 健一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4480065504



■アフロ・ディズニー2 MJ没後の世界
読了日:09月17日 著者:菊地 成孔,大谷 能生
http://book.akahoshitakuya.com/b/416372060X



■神々の乱心〈上〉 (文春文庫)
読了日:09月08日 著者:松本 清張
http://book.akahoshitakuya.com/b/416710685X



■街場のメディア論 (光文社新書)
原理的、教養主義的、有責的、反時代的(普遍主義的)などいろいろな形容ができそうだが、医療関係者、教育関係者にはおすすめ。社会にうまくコミットできていない社会人も読むといいと思う。真摯なマスコミ関係者は読んでいると共感しつつも、かなり腹が立つと思う。そういった葛藤に苛まれる=考えるのが好きな方どうぞ。
読了日:09月01日 著者:内田 樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7460530



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