デートコースペンタゴンロイヤルガーデン@日比谷野外音楽堂



2000年の秋に友人(id:takio-h)からもらったコンピCDにデートコースの音源が入っていてわたしは直ちに菊地成孔のマニアになった。当時わたしは尋常ではない不全感に悩まされていたので、ダンスは治療であるとその経験的立場から明言する菊地さんには絶大な信頼を寄せており、それは端から見れば菊地信者そのものだっただろう。


で、まあ菊地ファン歴10年の比較的古参ファンと見なされやすいわたしも雨の中、妻が愛・地球博で買ってきたモリゾーとキッコロが胸にプリントされた合羽を羽織って、日比谷野外音楽堂で、新生デートコースペンタゴンロイヤルガーデンの演奏を五感を駆使して感じてきたのですが、あまりに退屈で途中で帰ってしまった、だろ〜。


もちろんデートコースの楽曲は一曲もアナライズできないのだけれど聴感上は飽きているので、どんな解釈になるのかを楽しみに行ったのです。それが間違いだったのかもしれないけれど、リズム隊とギターが完全にロックしていたのでこの先どうなるのだろうと。不安になっても仕方がないので、新しいアルバムをのんびり待ちたいです。