15-04-24から1日間の記事一覧

倉田喜弘「日本レコード文化史」(1992, 東京書籍)

これは唯一固い本かな。明治の初期に、米国から日本にレコード(当時は蝋管製)が 入ってきて、人々が驚いたところから始まり、第2次大戦中の言論弾圧、戦後のLP誕生を経て、CDの誕生までを当時の資料を元に詳しく描いています。この本が出版されて、約10年…

中島らも・いしいしんじ「その辺の問題」(1998, メディアファクトリー)

暇つぶしの為にあるような対談集。読んでいると、脳のねじがどんどんゆるくなっていくから注意!作者ふたりがオランダに行ってマリワナを吸いまくったり、お薬関係の与太話が多いです。獣姦だとか、肛門だとか、手塚マンガは変態だとかエロ関係の与太話も多…

養老孟司対談集「脳が語る科学」(1998, 青土社)

ぼくは、養老先生の密かなファンなのだけど、この本もやはりおもしろい。「インターネット唯脳論」「人間動物園とセックスレス」「人はなぜ笑うのか」なんて、タイトルだけでもおもしろそうでしょう。興味を持ったら読んでみてください。対談全部読まなくて…

北野勇作「どうぶつ図鑑 その2 とんぼ」(2003, 早川書房)

読むとキョムテキな気分になるので、読まないほうがいいです(笑)。「ここからどこかへ旅立ってしまいたい」っていう気持ちは誰しもあるものだろうし、'70年代のアメリカのロックなんかにも強く感じるものだけど、SF小説にもそういうヒッピイズムの影響があ…

Heidoku-dokuryO

最近読了した本の感想を短めに書きます(全て併読してました)。