2003-06-17から1日間の記事一覧

荒俣宏『パラノイア創造史』(筑摩書房)読了

オカルトな人物を題材に、精神分析や科学的論証を用いつつ狂気と創造力の関係を読み解いていく1冊。 というとなにやらあやしげでうさんくさいですが、筆者は、オカルトに関して絶大な愛があるけれど 盲信しているわけではないようなのでとくに気にせず読めま…

菊地成孔発言要旨(太田出版刊『クイックジャパン』49号より)

「物語」を理解して、受け入れるためには、「構造」が大事だという話。 「物語」を受け入れる(信じる)のも、拒否する(信じない)のもまず「構造」が理解できないと 難しい(おもしろくない)ってことでしょう。 「妄想」から「物語」へと導くカギが「構造…