2005-10-24から1日間の記事一覧

那須正幹、高橋信也 / ズッコケ怪奇館 幽霊の正体 (ポプラ社ズッコケ文庫)

自動車事故と幽霊を組み合わせたり、「民俗学」についてのエピソードがあったり、おもしろいです。

那須正幹、高橋信也 / ズッコケ魔の異郷伝説 (ポプラ社ズッコケ文庫)

みんなのアイドル荒井陽子(ヨッコ)たんが・・・あんなふうになってしまうだなんて。あうううう。しかし、ズッコケの異界・超常物は久しぶりに読んだ気がします。

中島らも / 砂をつかんで立ち上がれ (集英社)

ドイル『失われた世界』について熱く語っていたのが印象的。らもは、良いなあ、と。コラム集です。

中村うさぎ / 変? (扶桑社)

ISBN:4594036724:image 中村の「破滅型人生を全うする」という決意表明が述べられた1冊。というか、中身は対談集。

角田光代 / 酔って言いたい夜もある (太田出版)

「自立」して「一人前」のものをつくる女は、大人でおっさんなのだ。というか、そこに立つと、「男」「女」ということはあんまり関係なくなるのだな。生活力のあるクリエイター女性が全員夢を追うダメ男にひっかかっているような錯覚に陥る1冊。 いちばん最…

橋本治 / ぼくらの東京物語 (小学館)

東京宿場町論に実に感じ入った。約10年前の著作だけど、ぜんぜん古びていない。東京論として、都市論として、本当におもしろい。

橋本治の男になるのだ―人は男に生まれるのではない (ごま書房)

著者は言う。「自立というものを誤解しているひとが多すぎる」と。「自立とは、男が女に、女が男に頼らなくて済むようになること」だ、と。「できないこと、わからない、知らないと素直に認め、自分のすべきことはなんでもすると覚悟して、なんでもする」の…