2005-11-04から1日間の記事一覧

橋本治 / ぼくらの最終戦争 (小学館)

「子供のいじめという現象によって問われる既成の価値観というのはどんなものか」というテーゼを中心とした一冊。世代差と性的抑圧について、貧乏を知らない王子様世代(1995年に17歳前後だった日本人が該当する)について、現代人はみな解脱済みであり、信…

橋本治 / ぼくらの未来計画 (小学館)

読み応えのある一冊だったので、要点を自分なりにまとめてみた。 資本主義はどんな仕組みか 資本主義は借金を必要とする仕組みであり、その借金は永遠に膨張をし続けることしかできない。しかし、「大きいこと」は、もはや「良いこと」ではないので、それを…

那須正幹、関修一 / 紫屋敷の呪い―写楽ホーム凸凹探偵団 (講談社青い鳥文庫)

誰が犯人だか推理するのは意外と頭の体操になりそうです。

那須正幹、関修一 / 消えた赤ちゃん救出大作戦!―写楽ホーム凸凹探偵団 (講談社青い鳥文庫)

探偵小説版ズッコケを目指しているかのように思えるシリーズ第1作。犯人は皆目検討つかぬまま読了。