2006-11-14から1日間の記事一覧

音遊びの会 / 音の城/音の海

CD

disk2 track15:掃除機バンドがたまらなく良い。掃除機アンサンブルが奏でる音響派。他にもゆかいなトラックが目白押しだ。音楽ってなんだろう/音ってなんだろうというシンプルな問いとどこかしぶとさを湛えた仄かなユーモアが素敵だ。

よしながふみ / 愛すべき娘たち (白泉社)

連作短編集。「愛するということは人と人を分け隔てること」という名台詞有り。当たり前のことだけど、ホントそうだよな、と思う。まあ、愛の定義にもよるんだけど。

よしながふみ / 大奥 (1巻、白泉社)

女の顔をした徳川家宣が描かれたコマが良かった。壮大な物語になりそうな感じ。

武満徹 (河出書房新社)

武満徹の音源はいくつか持っているのに聞いておらず、とても神経質で気難しい人だったに違いないと偏見を抱いていたが、そういった無知を明るくする助けになった。武満の人間的な魅力に、エッセイや論考や対談を用いて多面的に迫った一冊。本人によるエッセ…

小沼純一監修 / 音楽 (あたらしい教科書〈8〉、プチグラパブリッシング)

良い本なのだが、誤字脱字が多く目に付いてとても残念。校正者は何をしていたんだろうか。

鈴木正美 / ロシア・ジャズ―寒い国の熱い音楽 (東洋書店)

主にソ連〜ロシア連邦のジャズ受容の歴史とユニークな発展をコンパクトにまとめたブックレット。読んでいるとかなりわくわくします。聴いてみたいものが増えて困るなあ。