コンピレーション「PRO-FILE of 11 Producers vol.1」(1997年、

東芝EMI


を聴くことが出来た。お目当ては、冨田恵一プロデュースによる
キリンジ演奏の「乳房の勾配」。しどけない房事を想起させる歌詞と、さわやかな
メロディー、そこはかとなくエロティックな抑え目のブラスが印象的な1曲。他に
目に付いたものは福富幸宏プロデュースによる、シーナ&ロケッツ「ユー・メイ・
ドリーム」のカバー、FPM田中知之プロデュース、片岡知子(インスタント・シトロン)
&テリー・アダムズ「シュガー・シュガー」。いかにも90年代末の音、といった
感じの楽曲が全11曲収録されている。業界向けサンプル盤ぽい感じのある企画感が。
どういった音楽ファンをターゲットにして作ったのか、と疑問が感じられなくもない(苦笑)。