切通理作 / 宮崎駿の〈世界〉(ちくま新書)



あんまりおもしろくなかった。端的に言うと、大味。筆者の宮崎作品への愛が強く現れている。批評を期待してはいけない。作品紹介が大変細かいので、大部な宮崎作品紹介本として読むのはいいだろう。しかし、批評が読みたいのであれば、今竹書房からでている似たようなタイトルのムックやユリイカの特集のほうがまだ良さそうだ。


評価:★★