2004-03-05から1日間の記事一覧
鳥をモチーフにして6篇の作品を収録。鳥が神秘的存在を象徴するというストーリーテリングは一貫している。
最近物書きの読書履歴のような本を読むのがわりと好きでこれもそんな一冊である。 紹介されていた柳父章『翻訳語成立事情』以外に読んだことのある本はなかった。 '50年代に出版されたような初期の新書の紹介が多かったように思う。
吉本ばななの文体はコバルト文庫のそれであるとか、田中康夫のおもしろさだとか、 そんなことが妙にくだけた文章で書かれていて読みやすい。けど「論」という感じではない。 村上春樹についての文章が妙に尻切れた感じで残念だった。
氏のマンガ評は10年ほど前から読んでいるが、いかに祖父の名前が重かったか、ということが この一冊を読んでよく分かった。 2002年に英国の漱石下宿後を訪ねたテレビ番組の企画に絡んで書かれたようだ。
VHSで。原作はロアルド・ダールである(邦訳タイトルは『チョコレート工場の秘密』)。 小学2,3年の頃、親に連れられ市内の公共施設へ観に行った記憶がある。 そのさい、ウンパルンパを演じる小人俳優に度肝を抜かれた記憶が残っていたが、 14,5年ぶりにビデ…
最近観たもの/読んだもの。