マイルズの荒々しさやワイルドさを敢えて排したクールで静かな映像が印象的。問題はひとりで見ていると眠くなること。

非客観的な批評を常に心掛けているという著者がより分かりやすい批評のための指標として点数制（計測不能〜100点満点）を導入し、エンタテインメントと純文学のカテゴリに分類した上で著者別に作品を評している。450冊ほどについて評があるが、後書きによれ…

神代から近世に至る日本のブス言説の変遷を詳らかにする一冊。ブス言説の変化に合わせて、日本の歴史も学べるので一石二鳥だ。院政期の権力の仕組みや、江戸時代に成立した強い父権制についてもそれとなく入ってくる。それにしても、著者があまりにブスブス…