2005-08-13から1日間の記事一覧

野村芳太郎監督 / 砂の器

原作、松本清張。加藤剛が将来を嘱望される若手作曲家役なのだが、実に若い!最初誰だかわからなかった。音楽、芥川也寸志。但し、劇中で加藤が書き上げてリサイタルに臨む「宿命」というピアノコンチェルトは菅野光亮という作曲家が書いているようです。「…

丸山圭三郎 / 言葉と無意識 (講談社現代新書)

第2章〜3章でソシュールの生涯に絡めて、欧州における言語観の変遷(契約、真理の黙示としての神学的「言語」観→梵語発見に伴う科学的「言語」観/自然主義的な決定論的「言語」観→科学的経験主義的「言語」観)が語られて、これは面白かったが、彼が晩年熱中…