マンガ
ネームの素晴らしさに狂気を感じる。頭おかしくならないといいが…。ギャグまんが家は大変だとしみじみ感じさせられる。
射程距離の広い下ネタは『おぼっちゃまくん』を思い起こさせる。いまや小学生あたりまでがよろこんで読んでそうだ。
おもしろいけど、自分に必要ない感じ。
傑作。原作の『パノラマ島綺譚』を読んだことがあれば分かるだろう。末尾でむりやり探偵物にしているが、乱歩が書きたかったのは裸体の男女が踊り狂う人口の楽園に他ならなかったことが。その極めて現実逃避的なパラダイス志向を汲み取り、原作への敬意をこ…
自意識のあれこれを『失敗』より引き締まった感じで仕上げており、続きが楽しみだ。あと、奥さんが立派、というかまんがそのものでのろけられてるような気もしておかしかった。藤子不二雄A『まんが道』とお金の取り扱いがどう違うかというのを考えながら読ん…
動きが出てきましたなあ。大団円に向かうか。さすがにそろそろ完結させたほうが物語としては美しい。商売としてはもっと儲けたいだろうが。
楳図まんがは実ははじめて読んだ・・・。『漂流教室』がこれほど強力だとは・・・。セカイ系まんがとして再解釈できるだろうか。
貸本時代の『墓場鬼太郎』のネタ使い回し。でも楽しい。60年代に『ガロ』(青林堂)に連載されたもの。
ずっと 変わらない価値なんてない 絶対的な 力を持った 確かな値打ちの ものなんてない。 だから 本棚の海の中は 気持ちいいんだよね。 3巻、p.100
ふはっ。『定本・悪魔くん』(太田出版)と同じ判型で読みたいところだけど、かさばるからねえ。これは全巻買いますよ。
新キャラも登場して…いつ完結するんだ…。あと10巻くらい続いたりするの?
お茶の水博士と天馬博士は、手塚治虫のライトサイドとダークサイドとして描かれているような気がする。
自炊欲がむらむら沸いてきた…。
一気に読んだ。4巻から11巻まで。4巻と、5巻が刊行される間に2年くらい経っているのだけれど、この間には劇場版の公開があって、そういった状況に貞本の作家性が流れ込んでいてなかなか良い感じ。レイやゲンドウといった、説明不足/説明を省かれたキャラクタ…
「明日死ぬことを知っている私」という設定自体がファンタジー的=流行の「セカイ」系的だと言える。そこ突っ込んじゃうと、この物語を語るには身も蓋もなくなるのだが。 日本人に「生命の尊さ(価値)」を学ばせることが法律で義務付けられている「悪夢」的…
表題の「流星王子」は昭和30年〜31年にかけて月刊雑誌『中学生の友』(小学館)に連載された。以下、素性をひたすら隠す主人公の天草鉄太郎と、ヒロインつや子の会話。 「あら?この写真は」 「ぼくの両親さ」 「まあ!はじめまして」 「昭和二十八年 スラバ…
まだ読んでいない。
誰かの人生にあれこれ口出しするなんてばかげたことだ。他人にいろいろと指図する機会を窺っている政治家のような連中の自信を私は不思議に思うことが良くある。 わたしはひとに何か助言するのが得意でない。自分の事さえ知らないのに、どうこうしてみろと言…