押井守監督 / イノセンス



今まで観たことのある押井守作品。
すべて後追いで、「人狼」を除く作品は1997年にレンタルヴィデオで観た。


1984うる星やつら  ビューティフル・ドリーマー(いい作品だと思う。青春精神な映画だ)
1989年 機動警察  パトレイバー(よく覚えていない)
1993年 機動警察パトレイバー  the movie 2(気持ちよく観た)
1995年 GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊− (凄いなあ、というKANJI)
2000年 人狼 (ワケワカランというKANJI)


まろんさんの感想に惹かれ観に行った。
ストーリーが醸す雰囲気は前作より、より詩的になっている印象。抽象的といっても良いのではないか。映像詩。
といっても7年ほど前に一度観ただけの記憶を頼りにして比較するには問題がありそうだ。


映像は雑駁としていて、エンタテインメント性も決しておろそかにはしていない。実際すごく金かかってる感がある。
緊張感のある演出も凡百の実写映画より優れているように感じられる。映画から感じられる気合の入り方(つまり、熱)が気持ちいい。
何かに身構えたり、判断したりする前に豪華動画絵巻として観る価値はじゅうぶんにあるだろう。




最近の読了本。