2005-01-24から1日間の記事一覧
筆者は「二十年ほど前」の梅原猛の「「何が悲しゅうて、何がうらめしゅうて、こんなに書いたのかねえ。私は、人生への恨みをエネルギーにしてものを書いているんですよ。夏目漱石も、太宰治も、そうじゃないですか」というような」発言を引き合いに出して、…
筆者は黒人フェミニストのベル・フックスの発言に好意を示す。というのは、「彼女の「ブラック・フェミニズム」は、従来のフェミニズムが、白人中流階級を中心とした「エリート・フェミニズム」であることを告発」しているからである。また、日本でも「「ウ…
筆者は島崎今日子『女学者丁々発止!』(学陽書房)を読み、「「フェミニスト」を名乗る人たちが、けっこう美人で、恋愛も結婚もちゃんとしている」のに驚く。そして、男にもてた(注 一般的な「もてる」)「近代日本最初のフェミニストとも言うべき平塚らい…
筆者は『男であることの困難』で「「もてない男」を弱者として提示した」のは「フェミニズムに対する一種の攪乱戦法だった」とし、その動機として前述した「法界悋気」があったことを述べる。そして、「もてない男」論への反響として以下の4つをあげている。…
筆者は「ああ、妬ましい。悔しい。どいつもこいつもいちゃいちゃしやがって。爆弾でも投げてやろうか」「こんなに女にもてなくて振られてばっかりいるんなら、なんで苦労してあんなに勉強したんだ」と自棄を起こし、「私の中にぐるぐると」「自分とは直接関…