2005-03-06から1日間の記事一覧
演目は四つあるので、少しづつ感想を書いてみよう。 ジョルジュ・エネスコ(ルーマニア、1881-1955) 「幼き頃の印象 作品28 -ヴァイオリンとピアノのための」 印象派の影響があるけれども、ヴァイオリンとピアノがうんぎゃーと悲鳴をあげておりまする。アブ…
山田の作品執筆にまつわる逸話や登場人物についての雑談が中心。風太郎ファンには頷くところ多数だろうし、彼の作品を読んでいなくても、その飄々とした人柄が伝わってくる。 三つほど別の機会に収録したインタビューがまとめられているが、一部内容に重複が…
平田の主張:企業社会は激しく変化している。女性の上司、外国人の上司、年下の上司などといういまだかつてない存在が現れ、新たな人間関係が生まれつつある現在、たとえば、女性の上司が男性の部下に命令するようなことばがいまの日本語には、適切な表現と…
多和田の主張:「日本語はすばらしい」という言説が最近人気のようだが、日本語について自信をなくしたほうがずっとよい。なぜなら、自分が話すことばに自信をもてないとき、ひとはことばに対して真剣に向き合うからだ。わたしは、日本語が聞こえない異国で…
美輪の主張:若者の言葉遣いが乱れている。若者でなくても乱れている者はいる。i音がe音に変化して発音されるのは、口がだらしなく緩んでいる証拠だ。背筋のまっすぐした美しいことばを使うべきである。ことばには魂があるのだから。 島田の主張:言葉を洋服…
わりとおもしろい内容だったので、おぼつかないが、記憶に頼って要約を載せてみようと思う。森田美由紀アナウンサーの真摯な進行を挟み、3つの対談で構成されていた。