涼宮ハルヒの憂鬱 第12話



 見ました。 いやなんというか、正直、YouTubeの動画は荒いので、細部までよく分からなかった。 件のシーンについては、なぜここまでする...という感じではありました。
 現代のアニメ表現ってのはもう飽和で意匠のセカイなのだなあ、とか、なんつうかポストモダンですなあ(呆)などと色々(わかったふうなことを)言えそうな気もするんですが、CDのリリースに合わせたプロモーショナルな作画体制とはいえ、なかなかすばらしいものを見ることが出来ました。眼福也。
 ロック好きのひと(特に楽器経験のあるひと)は見ると良いです。わたしはロックバンドをやっていたこともないし、ロックバンドで使うような電気楽器には不慣れなので、あの描写が経験のある人にはどのくらい衝撃を与えるのか、ちょっと想像がつきません。ところで、楽曲として言えば、断然(今回は演奏されていない)「恋のミクル伝説」がすばらしいですね。まあ、個人的な嗜好です(ロックよりポップが好き)。


 『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品は、萌え批評の構造をその内部に有しつつ、萌えアニメ/小説/マンガとして激しく消費されているのだなあ、と(mixi内コミュニティを眺めてみたり、googleで検索していろいろなページを眺めて)強く感じている今日この頃です。