2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

椎名誠 / 日焼け読書の旅かばん (本の雑誌社)

彼の読書感想文は相変わらずおもしろい。

Dream of 10 pianos and a harp

昨晩はひじょうに重たい欝がやってきて、なかなか眠れなかった。 ふと音楽でも聴いてみようと思い、細谷さんに頂いたコンピを取り出して 聴いてみたのだ。ちょっと久しぶりに。レオ・オルンスタインと、シリル・スコットがとてもよかった。 深い音楽がそこに…

ドビュッシー:ピアノ作品集 3巻

CD

以前聴いて気に入った「版画」を聴き直してみようと思い棚から安いものを購入した次第。 演奏はわりと神経の太い感じ。残響多め。

ムーンドッグ / Moondog/Moondog 2

CD

ひじょうにおもしろい音楽。現代音楽の影響を受けたポップスのような。そのまた逆のような。 ジャズクラリネットを因数分解したような印象の曲もあったり。

諸星大二郎 / 天崩れ落つる日(集英社)

ナンセンスな作品も嫌いではないのだけれど、この作品集はいままで読んだものの中でいちばんパッとしないです。 スランプ感漂う作風多し。

諸星大二郎 / ぼくとフリオと校庭で (双葉社)

巻末の「影の街」がひじょうによくできたストーリーで感心しました。

水木しげる / 奇妙な劇画集(ちくま文庫)

下ネタが多いのだが・・・しかも「鬼太郎」まで。しかしこの脱力感・・・。あほらしさ。淋しさ。 水木まんがはすばらしいのう。

高橋源一郎 / 私生活(集英社)

斉藤茂吉の恋文エピソードがおもしろかった。後はとくに記すべきことなし。

胃が重たいなんて。

久々の感覚なのです。 だいたい、胃腸が丈夫なのに。この間嘔吐してから、どうも久々にウツがやってきたみたいです。 胸部のあたりが、どーんと重たくなる独特の憂鬱感です。 懐かしいなあ...。なんとか酒でごまかしたりしましたが、胃の調子が悪いのに (下痢…

筒井康隆 / 本の森の狩人 (岩波新書)

世の中にはいろんな本があるんだな、とため息をつきながら、筒井は文章上手だな、と思って読了。

Mum / Summer Make Good

CD

前作よりずっとガールガールしてしまったボーカルはちょっときついです(ロリ好きの方どうぞ)。 こんな音を作りながら、フジロックに来るそうですが、ライブはどんな感じなんでしょうね。 それからsummer makes...ではないかと思うのだが、summer make...と…

吉田美奈子 / FLAPPER

CD

「ラムはお好き?」のデモヴァージョンがHOSONO BOXに収録された「RUM & DUCK」だった訳だけど、 この曲のテーマはデューク・エリントン「Mood Indigo」のテーマ(冒頭4小節)にソックリなんだな。 「夢で逢えたら」は、シリア・ポール版を聴くべきかと。「…

菊地成孔 / Degustation a Jazz

CD

スパンクハッピーに、カヒミカリイが加入して、ジャズバンド化したらおもしろいな、 こういうコンセプチュアルなお遊びアルバムの次はどんなふうになるのかな、 などということをとりとめなく思いながら、感想=「エレガントは腹6分目」。

It's 嘔吐マティック。

昨日の深夜むかつきを覚え、トイレットへ。風邪なのか。あるいは食あたりか。よく分かりません。久々に全身を使って吐きました。ところで、酒はこのところ飲んでいません。 ゆえに、酒のせいではありません。

はっぴいえんど / 風街ろまん(はっぴいえんどBOX収録版)

CD

いやー、ほんとよく出来たアルバムだよなー。音の分離は明らかに良くなってますのう。

マイケル・ムーア / おい、ブッシュ、世界を返せ! (角川書店)

だいたいぼくが感じたことは巻末の「訳者あとがき」に載っています。

スパイ大作戦 「第3の町」(第2期 49話、テレビ埼玉)

TV

ひじょうにのどかな、いつもとちょっと変わったストーリー。 第一「おはよう、フェルプスくん」がないんですから。

鶴見俊輔、小熊英二、上野千鶴子 / 戦争が遺したもの (新曜社)

鶴見俊輔へ、若い小熊と、壮年上野が質問をぶつけて鶴見を通して日本の戦後を覗いてみようという試み。 読み物としてとてもよく出来ていて読みやすいし、分別ある大人とどこか稚気をひそめた風情の鶴見の発言は楽しい。 そう気負わずに読んでみてよいと思い…

椎名誠 / むはのむは固め(本の雑誌社)

高校にあがるくらいまでは椎名誠は好きでよく読んでいたが、1995,6年くらいから読まなくなった。 これはちょうど彼が映画監督として活動を活発にした時期に書かれたエッセイを集めたもの。 ちょうど阪神大震災やオウム報道がエッセイの中にも出てきたりして…

コンピレーション / Inspiration&Power

CD

最近音フェチ耳になっているからか、ひじょうに気持ちよい。 ドギャピギャーあり、反復あり、芝居がかったのあり、ノイズあり、ミュージックコンクレート風あり。 どれも熱があってイイ感じです。DCPRGや大友良英を聴いているような若いひとが聴いてもおもし…

CAN / Future Days

CD

茫洋とした感じがひじょうに気分でよいです。押し付けがましくなく、加えて力無い感じが好ましい。 一歩間違えて「アンビエントでトランシーな音楽」と形容すると印象が安っぽくなり過ぎますね。 サウンドスケーピーな音楽が好きな方は聴かれてソンはないか…

藤井康栄 / 松本清張の残像 (文春新書)

松本清張の担当編集を30年間つとめた筆者による回想記。 特に『昭和史発掘』における裏方としての思い出を中心に熱く語られるので読み応えあり。

はっぴいえんど / はっぴいえんどBOX

CD

遅ればせながら購入。はっぴいえんどのライブ盤にしびれたくちなので、やはりライブ音源のdisc6、7を聴きながらうっとりと。 大瀧詠一のワイルドでグルーヴィーなこういうボーカルは好きな訳で、細野さんは ほとんど歌っていないわけだが、はっぴいえんどは…

宮崎駿 / 風の谷のナウシカ (全7巻、徳間書店)

10年ぶりくらいに3日に渡って再読。それにしても粗悪な紙を使っているな、と思った。

椎名誠ほか / 超能力株式会社の未来 (本の雑誌社)

ひまつぶしにどうぞ。

エリック・レニーニ / Antraigues

CD

端正なピアノトリオ。エリック・レニーニはベルギー人らしい。活力あるビル・エヴァンズといった塩梅。

リチャード・グルーヴ・ホームズ / NIGHT GLIDER

CD

ジャズ・オルガンかファンク・オルガンか線引きの難しいゆるめの音楽だ。 リズム隊はかなりしっかりしたグルーヴ(ベースが小気味よい)だが、 即興パートになるとあまりおもしろみのないフレーズばかり流れる。背景音楽としてはよいだろう。 またどうでもよ…