2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ナイトゲームが中止になったようで、久しぶりに試聴。ああもうたまらないです。 ひとりで延々と見ていたいし、あのマジックハンド!ウヒヒヒ。
幼い頃ピアノを6年ほど習って、クレメンティといえば練習曲の人だと思っていたが ホロヴィッツの硬質で鮮やかな演奏を聴けばさにあらず。多様なソナタを書いているのだなあ。ソナタへ単調が気分でありました。 ちなみにクレメンティはモーツァルトに酷評され…
非常にポップセンス溢れるコンテンポラリーなバッハで、チャレンジングともいえる音楽。 しかし非常にパッションの感じられるプログレッシブなシャコンヌは一聴に値する。 弾きながら唸ってます。
すぎやまこういちはYMOの音楽に出会う前は長らく小生のアイドルであり、 御年73歳ということもあり、一度ご尊顔を拝しておくのも悪かなかろうと 赴いた先は代々木上原駅近くにあるJASRAC隣の古賀政男音楽博物館けやきホール。 「武器商人トルネコ変奏曲」が…
友人が「ふしぎの海のナディア」の再放送を欠かさずチェックしていると聞き、 さらにその原作が「海底二万里」であると聞き読んでみた(ちなみに「ナディア」は観たこと無いです)。 読みながら連想したのは「のび太の海底鬼岩城」だったりするあたりが実に…
盆暗で冴えない日常を生きる人間の、不器用な側面をうまく描いており、何度か唸った。
ベートーヴェンは素朴な1,2楽章にたいして3楽章で激情!といった塩梅に。しかしどこか品が残る演奏。 ショパンは第4楽章がきわめて技巧的な印象を与える華麗なソナタ。
戦争ソナタ(ピアノソナタ8番)と同年に完成した交響曲。激しい不協和音と叙情的なメロディがうまくブレンドしている。
トム・クルーズの熱演が光るが、おざなりな結末。
エレヴェーターミュージックとジョン・レノンにまつわるエピソードがおもしろかった。 あとは、英国に床屋で待ち時間に歌を歌う習慣があった(やがてこの習慣が米国に伝わり バーバースタイルと呼ばれる音楽ジャンルが生まれる)という話など。
なんとなく再読。メモリーズも観に行ったし、スチームボーイも観てしまうのかな。
最近の本や映画や音楽。
ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲ってわりとマイナーなほうじゃないかしら。 しかし、小生はヴァイオリン協奏曲よりもピアノ協奏曲が圧倒的な好きなことを再確認しながら 五嶋みどりのピアニシシモな音量におけるアーティキュレーションに驚きを禁じえ…
グラナドスは19世紀後半に活躍したスペインの作曲家だそうで、とても雄弁で美しいメロディを描いている。 演奏もよどみなくすばらしいが、何もかもがそのまま流れていってしまいそうなKANJI。
最近聴いた音楽。
欝病、躁欝病の罹患履歴。むろん書いているのが他ならぬ中島らもですから深刻でなくて、笑い転げながら読めるわけですが、罹患者(罹患という 言い方は正確ではないような気がする)はこの本を読めるのだろうか、などとしばし考えてみたり。
(これも語り下ろしの企画なので)『バカの壁』の二番煎じかな思っていたのだけれど、さにあらず。 敗戦と、学園紛争へのルサンチマンが養老的に炸裂し、人生の主題は「世間との折り合いをつけることでした」とまで言い切ってしまう。 養老孟司だから出せる…
脳科学についての専門的な話をしているので、甘いタイトルにだまされないようにご注意ください。
本をダシにしての養老節が堪能できる。立花隆『サル学の現在』を非常に誉めていて、 養老先生でもこんなに誉めることがあるのかとびっくりして思わず『サル学の現在』も図書館で借りてしまった。
最近の読了本。
この頃の養老先生の文章はけっしてうまいとはいえない(今でもそうだと思う)。 いちばんはじめに読んだ『唯脳論』を思い出した。
妙に昔の筒井康隆調の文章を見つけ笑った。
あとがきをいちばん面白く感じるというのはどうしたことか。
本ばかり読んでいると、だんだんバカになっていくのです。というのも、やはり書物というのは、現実を忘れさせてくれるのですね。現実のいろいろを読んでいる間一度も思い起こさせないというような本にはめったにめぐり合いませんが、たまにそういった本に出…
明るくフレンドリーなボーカル・グループ。'38年から'44年までの録音を収めている。(恐らく無名の)ヴィック・ショーエンズ楽団演奏。
いたって陽気なストライド奏法が楽しい。しゃがれたヴォーカルの魅力もじゅうぶん。
恐らく無名の楽団。演奏はなかなか洒脱な感じ。ファッツ・ウォーラーのカバーもしておりおもしろい。
きわめて温かみのあるヴォーカル・ワーク。ハーモニーはいかにもモダンな感じでたまらない。 パーカッシヴなボーカリゼーション等聴き所満点だが、ライナーノーツ、レコーディングデイツがないのが玉に瑕!。
シューベルトみたいな感じのロマン派っぽい小曲をブルックナーが遺していたんだなあ、なんだかレアだなあ、というKANJI。
'30年代末のモノラル録音。どうも小生はモノラル録音の音質に惹かれるところがある。それはジャズでもクラシックでも同様で、 このアルバムではハイフェッツ氏がきわめて技巧的なヴァイオリンを披露しているが、ステレオだったら聴き疲れするような演奏では…