催
2000年の秋に友人(id:takio-h)からもらったコンピCDにデートコースの音源が入っていてわたしは直ちに菊地成孔のマニアになった。当時わたしは尋常ではない不全感に悩まされていたので、ダンスは治療であるとその経験的立場から明言する菊地さんには絶大な信…
伊藤さんのすてきなイラストを知ったのは2008年の春のことで、そのとき開催されていた『青果』展には行けなかったのでいまだに悔やまれる。いずれにしても、それ以来わたしがいちばん好きなイラストレーターである。今回は、多摩川河川敷、金沢文庫、秩父な…
2006年の初夏に伊藤若冲を知って、実にたまげて、そのあと上野の国立博物館で『若冲と江戸絵画』展というのを観た以来である。美術館にぼんやり行っていると、他にも細かく若冲の作品を目にすることはあるのだが、今回は墨絵がたくさん観られるということで…
・犬小屋 お父さんの顔と佇まいが良かった、迫力があって! ・addict ガラスのコップからビー玉がこぼれ落ちるシーンが良かった。カメラは何台使ったんだろうか。 ・色褪せた生活 わたしは去年まで葛西に住んでいて、その前は市川だったので、荒川の風景には…
虹釜太郎さんと金子智太郎さんの主宰によるアンビエント・レクチャーイベント。三時間半くらい延々アンビエント音楽をかけながらお二人がトーク。面白かったがくたびれた。
マックス・ツンドラはフランスの細馬宏通さんみたいな(ヘアスタイルが)。会場に細馬さんもいらしたが(円盤ジャンボリーのために上京されていたのかしらむ)。音楽は多彩なリズムに陽気な打ち込みサウンド+キーボード(ローランドかな。型式分からず。ア…
キクチさんのサックスはマウスピースの調子が悪いらしく、特定の音域を吹くたびリードミス音が目立った。あとは鈴木正人が誤ってベースをマイクにぶつけて小型爆弾を爆発させたような音を一度させていた。 演奏は絶倫な具合で、血行が良くなったが三時間連続…
キクチさんのオーチャード公演については、三年連続皆勤である。演奏が良かったのはいうまでもなかった。3曲目の「京マチ子の夜」から本気でドライブし始めた感じであった。キクチさんは毎年サキソホンの吹奏中にリードミスを起こすのだが、ことしも例に漏れ…
演目 1. モーツァルト:歌劇コジ・ファントゥッテより序曲 2. モーツァルト:アリア 大いなる魂と高貴なる心 K.578 3. リジェル:交響曲第8番 ト短調より 第1楽章 4. ハイドン:歌劇月の世界第1幕よりフラミーニアのアリア(人には分別があります) 5. ハイ…
作品は少なかったがアブストラクトな盂蘭盆的塩梅がナイスで、上京していたマサオさんといろいろ感想を言い合いながら小一時間ながめる。
なかなか素晴らしい充実ぶりだった。書簡の類がたくさん見られたのでとても胸が躍った。
午後3時半頃から約1時間の演奏。演奏時間は短かったが、充実していた。
文章がなけりゃずっといいのに。
なかなかポリポリしておりよかった。
ネパールあたりの仏像がなかなかよかった。
地味!
平常展。まあ、いつ来ても良いが、何度も観るとすこし飽きるのも事実。たまには上野の博物館にも行こうと反省。
暗い。暗くてユーモラス、そしてシュール。悪くなかった。姫路市立美術館は係のお姉さんがみなかわいくて驚き。姫路はかわいい女性が多いのか。いやむろんおばさん、おばあさんもいるのだが、平日の昼間、道を歩く人は少なかった。
800万円以上するハイ・ファイ・ステレオ・システムでめくるめく25分間の音楽の旅。たしかに装置の音は良かったが、800万円の良さはとても地味で落ち着いた良さで、劇的に音楽そのものが変わる訳ではなかった。音楽は音質で感動する訳ではないんだなと改めて…
素晴らしいポップサウンドにうっとり。「何処へ帰る道」と「正しい数の数え方」は生で聴くとやっぱりそのよさを再認識しますなあと思いつつ、終演後、即帰宅して、入浴して、就寝。
余りの陰鬱さに辟易した。しかしこの陰鬱さを1950年代後半で獲得していたのは凄いとしみじみ思えた。巨大なカンバスに複数の塗料を重ね塗りして微妙な色の移り変わりや揺れや濃淡を楽しむというのはいささか趣味が渋すぎるし、絵画美術そのものが意味論・機…