2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

岸野雄一&フォルティ・タワーズ / 2003 Feb.11 Shibuya et Nov.1 Kyoto (OutOneDisc)

DVD

いや、まあ、岸野さんのパフォーマンスは生で観るに限るでしょう(今までに2回しか観たことないくせに知ったかぶりして云ってしまう)。岸野研究家、岸野メイニア、岸野スタディストな各位は購入して観るべし。

GIRAGIRA KNIGHTS/ヒゲの未亡人/SPACE PONCH/WATTS TOWERS@吉祥寺スターパインズカフェ

強靭なポップス。岸野さんの楽曲ってメロディがみんな美しい。ビートルズとか、ビーチボーイズとか連想した。批評精神に溢れつつ屈託無いというかなんというかもうホント一度観ろこのパフォーマンスという感じでした。「三十路の小娘」ってやっぱりすばらし…

美学校音楽美学講座・ペン大有志による合同ゼミ 第9回@京橋映画美学校

仕事中にネタを仕込んで、iPodで音源を流しながら、レクチャーのようなプレゼンのようなことをして参りました。以下は、簡単なレジュメ。ゼミの参加者に配布した資料の表記を一部訂正、加筆してあります。 1930年代(後半)とスウィング・ジャズ 〜電気の時代…

羽海野チカ / ハチミツとクローバー (全10巻・集英社)

「ハチミツとクローバー」が、優れているところは「生きることの重さ」みたいなものを、押し付けがましくなく描けているところにあるのだろう。登場人物のほぼ全員が誰かに恋しているだけの恋愛マンガであれば、きっと退屈してしまったと思うけど、連載の後…

ポータブルサウンドピクニック@多摩川河川敷

j-u-nさん主催の野外イベント。酒を飲んで、音楽を聞きながら、友人とお喋り。CDJを使ってUAやミーターズやロニー・バロンをちょこっと流してみた。夕暮れ時の川辺の風は少し冷たくて、でもちょっとグッとくる感じ。とてもリラックスしてぼんじゃりできた。…

乙一 / 小生物語 (幻冬舎)

前書きを読んで「ああ!クソウ。俺もまったくそう思って「小生」って使ってたさ悔しい」と思った。その後読みすすめるにつれて「ああこの人と良い友達になれるかもしれない」と思ってしまった。そうやって読者に妄想を抱かせることができるのが、優れた作家…

南博 / Elegy

CD

音楽の響きそのものが美しいとき、驚きを感じる。ひとつ上のディメンションで美しい感覚。タイム感や打鍵の美しさ際立つアルバム。美しさには幾通りもあることを教えられる興奮。美しい本作は実に傑作じゃなかろうか。これが傑作、という信仰への批判はまた…

aiko / 彼女

CD

よくできてる。そして恋の歌ばかりでちょっと食傷しちゃうわ。でも、ほんとによくコントロールされていて、熱があって、良いポップミュージックだと思います。aikoプロジェクトのエナジーは感じるねえ。「わたしをみてみて」ソングって中学生くらいで山ほど…

スガシカオ / TIME

CD

悪くないんだけど、彼は結婚する前後からダメになったね。スガシカオ好きだったんだけどなあ。自己模倣の世界に入ってしまったような気がする。自己模倣でもそこらへんに落っこちてるポップスよりずっとクオリティ高いのだけど、もうなんだろう、あのヒリヒ…

フリッパーズ・ギター / 続カラー・ミー・ポップ

CD

フリッパーズ・ギター / カラー・ミー・ポップ

CD

内田樹 / 私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)

「時間」と「他者」という概念の幅広さを思い知ることができる。あとは、「ユダヤ」そのものを語るのではなく、どのような語られ方をされてきたかを語ったり、その周縁について語る、その振る舞いがとても興味深かった。

勢古浩爾 / ああ、顔文不一致 (洋泉社新書y)

タイトル以外は特に読む価値の無い本。特に読む価値の無い本を読みたいときにお勧め。

北尾トロ / 裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

わりとくだらない調子だが、人間の悲哀が伝わってくるところは良い。

伊丹十三 / 日本世間噺大系 (新潮文庫)

読みたいものが無い人でも読んでしまいそうな具合な文章ですよ。おいしい蕎麦みたいだ。

伊丹十三 / 再び女たちよ! (新潮文庫)

伊丹さん、なんで死んじゃったのかなあ。という問いは誰しも抱くのだろうけど、彼のエセーを読んでいると、彼の死がなんとなくわかるようなわからないような気持ちになってくる。たぶん錯覚に違いない。

バックグラウンドミュージック#2@早稲田JERRY JEFF

ACO / 悦びに咲く花

CD

UA / 泥棒

CD

フィッシュマンズ / アロハ・ポリドール

CD

フィッシュマンズ / 宇宙 日本 世田谷

CD

フリッパーズ・ギター / カメラ・トーク

CD

菊地成孔×茂木健一郎 公開対談@アップルストア銀座

立ち見満員で動きもとれないほどの盛況。茂木さん、やっぱりちょっと太ってて、早口だった。茂木さんの無邪気な振舞いに比べると、菊地さんは照れ屋だなあ。しかも、ちょっと気圧されてたな。 時間の話がおもしろかったな。クロノス時間とカイロス時間と、も…

菊地成孔@音遊人 (テレビ東京)

TV

菊地さんが歌った松田聖子の「Sweet Memories」って良い曲だな。 自分を語る3つのキーワード「水商売上がり」「性欲」... とほかにもうひとつなんだっけ。一番最初のモノが思い出せない。カヒミが言っていた「スピード」「フード」「多面性」ってのは覚えて…

相原コージ、竹熊健太郎 / サルまん 21世紀愛蔵版 (下巻、小学館)

採算度外視してる感ありまくりな濃密でグーよ!白とんち黒とんち!!

相原コージ、竹熊健太郎 / サルまん 21世紀愛蔵版 (上巻、小学館)

ちんぴょろすぽ〜んなギャグ漫画です。すばらしい。